洞性頻脈・洞性徐脈

洞性頻脈

洞性徐脈

洞性頻脈とは心臓の脈が早い状態です。循環器内科を受診する意味は頻脈の原因として基礎疾患がないかチェックすることです。基礎疾患がない場合、洞性頻脈は直ちに治療の必要はありませんが、自覚症状が辛い場合には治療を考慮します。
1、生活習慣
・交感神経刺激を減らす:ストレス、緊張、寝不足、睡眠時無呼吸、疲労、喫煙、カフェイン等
・副交感神経刺激を増やす:リラックス、運動、音楽、アロマ、温浴、適量の飲酒等
2、抗不整脈薬:
メインテート(ビソプロロール)、インデラル(プロプラノロール)、交感神経過剰を抑制します。
3、心療内科、産業医:
精神的、労働環境要因が強い場合、心療内科、職場の産業医へ相談します。

洞性徐脈

通常、洞性徐脈はリラックス出来ている証拠で、特別の治療は必要ありません。運動習慣のある人は安静時の心拍数が遅い傾向にあります。