下肢CT

【下肢CTとは】

下肢CT(Foot computed tomography: Foot CT)とは、下肢の血管を評価するためのCT検査です。筋肉や骨に異常がないか、特に造影をすることで血管の狭窄や閉塞がないか、詳しく調べることが可能です。

【下肢CTの適応】

循環器内科において下肢CTは、主に下肢の血管を評価するための下肢造影CTです。下肢の血管の狭窄や閉塞を来す末梢動脈疾患、下肢の静脈に血栓が出来て、血栓が肺に飛んでしまうこと病気があり、深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症などを調べる目的で使います。

末梢動脈疾患→http://循環器内科.com/pad

深部静脈血栓症→http://循環器内科.com/dvt

末梢動脈疾患、深部静脈血栓症の評価のためには、血管を詳しく映し出す必要があるため、造影が必要です。詳しくは「末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン」または「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン」をご覧ください。

「末梢閉塞性動脈疾患の治療ガイドライン (2015 年改訂版)」→http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2015_miyata_h.pdf

「肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断,治療,予防に関するガイドライン(2017年改訂版)」→http://j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2017_ito_h.pdf

【下肢CTの費用や時間】

保険適応の場合、3割負担で、8000円程度です。時間は検査自体は15分くらい、全体で90時間前後あれば大丈夫でしょう。造影を追加する場合は追加で3000円程度掛かります。また、特に何も症状はないけれどなんとなく肺が心配という場合、保険適応外でドックとなり、ドックの費用が掛かります。

【下肢CTの注意事項】

・CT検査ですので、少なからず放射線被爆があります。妊娠中、妊娠が疑わしい場合は検査が出来ません。放射線被曝の程度としては、毎月撮るものではありませんので、年に一回くらいは大きな問題はないというイメージでよいかと思います。

・体動や不随意運動を制御出来ない場合、息止め等の指示に従えない場合は十分な精度の検査が出来ない場合があります。

・症状、既往歴、禁忌事項、その他様々な背景因子から、胸部レントゲン、下肢血管エコー、下肢血管造影CT、採血、心電図、ホルター心電図など他の検査の適応と判断される場合もあります。

【下肢CT検査の流れ】

お茶の水循環器内科では主に「メディカルスキャニングお茶の水」さんに頭部画像検査を依頼しています。

メディカルスキャニングお茶の水→https://www.medicalscanning.net/access/ocha/index.html

1、お茶の水循環器内科から検査の予約を取ります。営業時間外の場合はご自身でご予約の取り方をご説明します。その際に検査の注意事項、前日、当日の確認事項を説明します。

2、予約当日、御茶ノ水駅前にあるメディカルスキャニングお茶の水に向かいます。お茶の水循環器内科からは徒歩で10分掛からないくらいです。駿河台の上り坂がありますので、タクシーを使っても良いでしょう。予約時間の30分前までには到着するようにしましょう。受付後の流れをざっくり言うと、問診、検査の説明、注意事項の確認、着替え、待合室で検査を待ちます。検査の順番になったら検査室に呼ばれます。頭部CT自体は15分間程度です。検査後はその日のうちに医師から検査結果の説明があります。もし緊急で対応が必要な状態であると判断された場合は、速やかに適切な医療機関へご紹介という体制です。詳しくはメディカルスキャニングお茶の水のページをご覧ください。

https://www.medicalscanning.net

3、お茶の水循環器内科に検査結果の報告書が届きますので、後日説明を聞きにいらっしゃってください。異常なしであれば異常なしという説明、治療が必要であれば適宜適切な治療、追加の検査が必要であれば適宜その手配と、それぞれ診察を進めていきます。

【まとめ】

下肢CTは外来で可能な下肢の血管の検査のうち最も詳しい検査の代表です。下肢の血管の狭窄や閉塞を来す末梢動脈疾患、下肢の静脈に血栓が出来て、血栓が肺に飛んでしまうこと病気があり、深部静脈血栓症、肺血栓塞栓症などを調べる目的で使います。まずは主治医までご相談ください。


 

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